2009-05-07

GWの旅

私のGWの旅。
現実を直視する事、自分の心の中でひっかかっている後悔、反省の事。
うやむやにしたかった事、目をそらしていた事、いろんな事から逃れたい気持ち、知らないふりしたい気持ち、そんなものを心に抱いたまま、私は熊本に逃れた様な感じだった。
でも、そこから逃げているのでは成長はないのだ!
わっはっは!

まだ動きだしていない。
私の行動はレスポンスを待っている。
GWはじれったかった。
私は自分で能動的に動きつつ、自分の力だけでは動かせない力に任せて委ねて、未来を切り開いていかねばならぬ。それが、心をすこし焦らせる。

天草の海は遠くまで干潟が続く処が多い。
1キロ先の小さな島まで、潮が引いている時は道がつながる。
そこにはカニ達、貝達、海藻、虫、ムツゴロウ、様々な海の生物が生きていた。
食事に自分たちが収穫した天然のアサリと貝を茹でたやつを食べた。
店やでは、
うねうねと動く、今まさに生きているアワビを、鉄板の上でバターで焼いて食べる。
火を付けると、自分の貝殻を通して熱さが伝わってくるのだろう。
アワビは激しくのた打ち回った。
あまりに激しく動くから、自ら鉄板の上に落ちる。

ジュッツ… ッツ

アワビはあわてている。
自分の運命はもう定められていて、鉄板から逃れる事はできない。
でも必死で貝殻へ戻ろうとあがいている。
もうそろそろ引っくり返すのだけど、
見るに見兼ねて、一旦貝殻の上に戻してやった。
まだ生きている。

お店の人が「もうひっくり返していいですよー。」

命をいただく。
せっかくいただくのだから、最高に美味く、いただく!!
ジュウッツ…ッツ!!!!

アワビは最後の一撃を受け、動かなくなった。
うちの家族はシーンと静まり返る。
私はアツアツの内にアワビを切る。
皆で感謝して、最高においしい命をいただいた!!!!

それは本当に最高のご馳走だった。
毎日私たちは母なる地球から生まれ育った命で日々を生きている。
私はたまに”私は独りだ”と強く強く感じてしまうのだけれど、
そんな自分をとても傲慢だと思った。
反省した。
私を生かしてくれているたくさんの命達に還元できる事をしなければならない。
そんな壮大な事を思いつつ、きちんと身の回りの一つ一つの行動から
この社会、世界、地球、環境に感謝の気持ちを表していこうと思う。

楽にね、らくぅ~にっ! やわらかい やさしい気持ちでねっ!!
しょこたいっ、しょこしょこたい!

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