2009-09-19

『古代ローマ帝国の遺産』展

Good morning!
How is the weather?
-Oh,it's cloudy☁.
It's not hot,it's not cold. Good season!

昨日、このブログのプロフィールの挨拶を更新し、好きなもの達をすべて消しました。
というのも、自分の好きなものを我が物顔に並べ連ねることを恥ずかしく思ったからです。
消したけれど、大切に思っている事、引き続き好きである事には変わりありません。


星の王子さまは、読んだことありますか?
とてもいじらしいのだよ。

王子さまが愛するバラ。
My Fair Ladyのイライザと同じような心境にいる心細いバラ。
でも、王子さまも、ヒギンズ教授も、最後には自分のすべきこと、に気付く。
茂木さんのおっしゃる”引き受けること”というのにも通じるかな?
出会ったものはもう風景じゃなくなる。


「ああ!……きっと、おれ、泣いちゃうよ」
「そりゃ、きみのせいだよ。ぼくは、きみにちっともわるいことをしようとは思わなかった。だけれどきみは、ぼくに仲よくしてもらいたがったんだ……」
「そりゃ、そうだ」と、キツネがいいました。
「でも、きみは、泣いちゃうんだろ!」と、王子さまがいいました。
「そりゃ、そうだ」と、キツネがいいました。
「じゃ、なんにもいいことはないじゃないか」
「いや、ある。麦ばたけの色が、あるからね」


この前にも後にも、きらきらした対話があるんだ。

さて、わたしもa diligent girlに。


『古代ローマ帝国の遺産』展 at 国立西洋美術館
良かったよぉ!
またしても(またかい!)感激だった。
長くなってもいいかしら??

とにかく装飾がすごくて、ゴージャスで、ダイナミックで、混ざり合って壮大でした。
あれ以上のものたちがイタリアーの至る所にひしめき合っていると思うと気絶しそうです。
紀元前後周辺の古代の者たち。

青銅像の「アレッツォのミネルウァ」は右腕が肩から無かった。
ミネルウァはその右腕の無い、斜め後方からの姿が素敵だなぁとしみじみ眺めていました。
右の骨盤が上がってて右足に体重を乗せている。
左肩は上がり、腕を曲げて腰へ。
右肩は力が入って無い状態だったのかなぁと。
戦いと知恵の女神で、楯と槍などを持っていたと解説してあったので、きっと右手には背の高さ位の槍を持って、その槍は大地に着け、堂々とした勇ましい姿だったのではないかなぁと想像しました。
いい例えが浮かびませぬが。
わたしはね!
みなさんはどうな風だと想像なさるかな??

馬のくび飾りもすごかった!!
あれでぶつかったり、転んだりしたら流血です。
装飾で流血。つらいなぁ。その飾りのモチーフも人間なのだ。
人間賛歌。
さすがだと思いました。

モザイクの噴水は、神聖でうつくしい、静かな雰囲気でした。
貝殻も装飾として埋め込まれていました。
本物のモザイクは初めてだったかもしれません。
素敵でした。


モノの前に立つと、そのモノの宇宙に惹き込まれますね!!
午後3時前、急にそわそわして行ったので時間が足りませんでした。
常設展もすごい。最後閉館で見れなくて残念!
写真展も興味を持ちました。
また行きます!






今日は夕焼けが最高にきれいでした!!
もう半袖じゃ寒かった。

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