2010-03-22

From Canada, Vancouver.

おはようございます!
なんて好い天気なんでしょう!!
今日はまたとてもテンションが高いです。
夜1時半回ってうっかり床で寝ていました。
3時に目が覚め、風呂に入り、出て4時。
お昼までゆっくり寝ていようと思っていましたが、
なんだかうずうずして「寝てられん!」で起きました(^^)
パソコンの方が寝ぼけていて反応悪くて苛っとしたほど。


昨日の夕方です。
ソニー通り。
シーメンス前の横断歩道で信号が青になるのを待っていた。
すると、声が聞こえた。
見るとおじさん。
(おじさんはおじいさんとも言えるくらいの御歳に見えました。)
白髪に白髭に短い白顎髭。
目が淡い青。

(※おじさんとは、全て英語で会話しました。でも英語を覚えて無くて、その部分は日本語です。
おじさんの英語の部分ももちろん私の記憶なので、文法上間違っているところがあると思います。)

おじさん「品川駅ッてこっち?」
おじさんは五反田方面を指さして言った。
私「No,こっち。この道に沿ってずっと行ったら右手側に品川駅。」
おじさん「おう、thank you!」

おじさんに、私はあの意味で説明したつもりでしたが
おじさんは相変わらず信号を待っている私と一緒にじっとしている。
あまり通じなかったかなと思い、
私はおじさんの方に向き直って「一緒に品川駅まで行きましょうか」と言ってみた。
ポロロッカの買い物帰りで少々荷物が重かった。
おじさん「おー、さんきゅー!」

青信号は取り敢えず見送り。
余談ですが、渡ると外回りだし、品川駅までの距離が長くなります。

おじさん「品川駅までどのくらいかかる?」
私「うーん、10分、15分くらいかなぁ。」
おじさんは「おう↷」と少し意気消沈。そんなにかかるの?という表情。
実際にはシーメンスからだったから20分弱だったかなぁ。
そして沈黙と会話がまだらに続く。

私「Where were you from?」
おじさん「From Canada, Vancouver.」
私「Canada! Olympic!」
おじさん「?」
私「Olympic, ? Olympic.」
私の発音がおかしいのか、オリンピックを英語でオリンピックと呼ばないのかな?とか思いつつ
なんどもOlympicっていろいろ発音を変えて言ってみた。
おじさん「!(やっと通じた風。)Yes. Did you watch on televisin?」
私「No, I don't have a TV. ..television.」
自分からオリンピックの話を持ち出したのにこの話はここまでになった。
本当はワンセグで真央ちゃんやキムヨナのフィギュアはライブで見れたんだ。
でもその時は、その話を英語で説明するのを諦めちゃった。

私「Today is good weather.」(The weather is nice, isn't it?とかが普通だったかな。)
おじさん「...」
私はカナダの気候とか聞きたかったけど、聴き方が思い浮かびませんでした。

おじさん「Are you student?」
私「No. I am worker. I make lady's clothes.」
自分の服をひっぱって見せたら
おじさんはふんふんと頷いた。なんとなく通じたらしかった。
下着って英語で思い浮かばなかったし、
そこまで詳しくなくてもいいかと思いました。
私「Why did you come here? What are you doing?」(という風に尋ねた気がします。)
おじさん「I teach math at University.」(文脈上、通じました。)
私「Math! University!」
私が聞きとるに、おじさんは”ナノ ユニヴァーシティ”とおっしゃっていた。
大学の名前なのか、場所なのか、なんなのか分からなくて残念でした。

私「Did you come to Japan alone?」
おじさん、少々考える。
おじさん「Yes.」
私「How long are you stay?」(これは間違ってるけど通じました。本当はHow long is your stay?とかHow long are you staying?とかかな?)
おじさん「8 days.」
私「Today is...」
おじさん「2日目。」(おじさんが英語で何と言ったか忘れちゃった。くやしい)
私「First time to Japan?」
おじさん「4回目。」おじさんは手をFourにしている。
私「Oh.」

夕焼け小焼けの音楽が流れる。
私「It's 5 o'clock. This music is 5 o'clock.」
滅茶苦茶で通じるか分からなかったがおじさんは理解した。

歩きながら石垣とその上の林をおじさんは指差して
「What is this?」
私も何なのか良く知らなかった。
「Mitsubishi領. Ordinary people can't enter.」(一般人という意味で使ったけども)
おじさん「No!」 (このNo!は、それは残念なことだ!っていう感じの意味かなと思った。)

私「I haven't go to Canada. But I want to go.」
おじさん「No! 君はいつか、いつだって、行けるさ!」 (おじさんのNoの使い方が興味深い。)
私「Yes.」

おじさん「君はどこで英語を習ったの? ほにゃほにゃら?」(もうおじさんの英語を思い出せなくなってる。)
私「Only public school. Only just public school.」
(普通の学校教育っていう意味を伝えたかったけど、伝わったかな。でも、)
私「So, I can't speak English well. Sorry,」
おじさん「No,no. 君は英語、上手だよ。(という意味だったと思う。)I understood your English. 」
私「Oh,(嬉しくてテンションが上がる。)I'm glad to hear that!」声が上ずって震える。
嬉しくてどきどきした。

石垣と銀杏並木の下り坂にさしかかり、おじさんは道路向こうの
品川駅の電線と線路が見えたらしい。
おじさん「あれ?」
私「Yes.That is the shinagawa station.」
おじさんは一安心の様子。
私は坂の途中で立ち止り、「Now, I say good-bye here.」
おじさんも振り返って立ち止り、そうなのかい?という表情。
おじさん「Thank you.」
おじさん「助かったよ、本当にありがとう、ありがとう。」
おじさんは3回くらいありがとうと言った。
私「Yes, you're welcome! Thank you!」 (It's my pleasureとかanytime!が良かったかな。)
私「Have a wonderful stay.」
おじさんはうんうん、と頷く。
私は手を差し出して握手した。
ばいばい。

品川からどこへ行くのか聞いて
どの電車に乗ればいいよとか教えれば良かったって思った。
でも、4回目だし、大人だしとかいろいろ言い訳した。

帰り道、引き返しながらにやにやした。

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