2009-01-23

成功体験❢

今日はCKのタイトスカートをトワルチェックしてもらった。
興奮した!

昨日1STトワルを組んでいい方向にもっていけそうな感じで今日を向かえた。2NDで両身丸縫いしてBodyに着せた。おかしな部分は地縫いを解いてピン打ちし、パターンで形や分量を確認してミシンで縫った。仕上げのプレスは念入りにやる。これが成功するとトワルの上がりが全然違う。
今回初めてCKのトワルをやったから細部まで気を配った。
組曲とは作る服が違う事は当然だが、それを買う客が違う。よって服に求める価値も違う。服に対する考えも違う。要求されるセンスも違う。同じパターンを引く作業でも、トワルを完成させていくアプローチが変わる。自分のCKというブランドに対する感覚が問われる、大変スリリングな体験だった!

トワルチェックを待つ間、判決を待つ気分で落ち着かなかった。緊張してお腹を下した。いざ、始まったら、案外しっかりした自分がいた。Bodyに着せたトワルをデザイナー3人、CKのチーフパタンナー1人がまじまじと見、不可は無く…と いった感じ。(これは中々のことであった!)Bodyを回転させ、色んな方向からトワルを見る。次第に いいんじゃない、みたいな雰囲気。(私はかなり嬉しくて危うく顔がにやけそうだったが、)脇の斜めの線が難しい。わからない、と発言した。そしたら、チーフデザイナーがピンと来て、いい線を引いて下さった。さらに良くなった。
デザイナーさん達の顔はずっと知っていた。いつも隣であーだこーだ言いながら補正したりトワルチェックしたりしていた。挨拶もしたことある。ただ、自分のトワルは見てもらった事が無いし、自分のレベルの初お披露目という機会だったのである。ちょっとだけの顔見知りというのが一番怖い。だから、真剣でした。しかし、上手くいったし、いい感じでいい手応えで今日は終わった。最後きっちりトレースして仕様書確認して1STサンプルがしっかり上がってくる様に備えなきゃあね!!
こんなに満足した気分は初めてだった!この充実感は言葉にできなかった。奢っている訳ではなく、自分を過小評価している訳でも決して無い。ただ、嬉しさ、幸せ、充たされた気分だった。
この感覚を大切にして、次につなげたい。

0 件のコメント:

コメントを投稿