2009-08-08

今日までの総括。

面接を6(木)、7(金)AM 10:30~ 2社受けた。
時間があるし、人と初めて会う練習になるし、何より、最近ではそれが億劫でなく楽しい。

わたしの就活履歴によると

①応募数(履歴書送付) 19社
②電話・面接など採用担当、社長さんとのコミュニケーションがあった会社 9社
③面接 8社
④面接好感触 4社
⑤ちょっと違う… 3社
⑥相手が全く興味を示さない 1社
⑦現時点で「来ませんか」と言ってくれた会社 1社
⑧現時点で「明日からでもすぐに来てほしい」と言ってくれた会社 1社
⑨就職活動(履歴書返信を含む)で、とても印象が悪くなってしまった会社 7社

会社の中でも立場の高い人(社長や幹部)と電話や面接をし(どこも大企業ではないので)その人たちに共通して感じたことがあった。

その多くが、大変穏やかな好い声の持ち主であり、丁寧で誠実かつ慎重に話を進めるという所。
やっぱり企業を運営して上に立つ者は、人間としてきちんと相手と向き合える人なんだと感じた。
また、わたしもしっかり相手を見るが、相手もしっかりわたしを見る。

新卒の面接の場合とは違った。
新卒応募者の書類はほぼ通して、やっつけ的に面談をかたっぱしからやってくのだろう。
だから一気に5人から10人、ある会社では応募者全員集めて数秒で判別していく。
中途採用は個人面接がほとんどで、多くても2人だった。

また、私が感じるに、モノづくり中心の会社はけっこう直感的な好き嫌いで判断される。
OEMのような営業・運営が核の会社は、第一にわたしの人間性を吟味しているように感じた。
会社の提示する募集年齢、給与額によってだいたい欲しい人材(求める能力とレベル)が薄っすら分かるようになった。

相手をを冷静に見て話を聞いて、求める人物像を想像しながら、わたしは彼・彼女らの質問に、”自分はこんな人間です。”と正直に答えた。
相手にとっても自分にとってもそれが一番だしね。

かなりわたしはこの作業を通して多くを学んだと思う。
そして、知らない人の考えを聴くこと、会うこと、会話をすることが楽しいと思えるようになった。
知らない人との電話も平気になった。

自分が知らなくても、相手はわたしと同じ。
相手には好きな人もいて、大切なものがあり、家族もある。
仕事を通してお互いにプラス成長となり得るか、そんな事を吟味しながら話を進める。
尊重し合う様にコミュニケーションできたら、その面接は最高だと言えると思う。
面接だけではなく、友達、仲間とのコミュニケーションもそうだろう。


昨日は実技も受けた。
表参道。
朝の10:30~面接を受け、11:07~JK(ジャケット)4面 開始。
午後6:00くらいまでに仕上げて下さいとおっしゃる。

実技をすると連絡を受けており、道具も不足なくばっちり揃えて行った。
ただ、軽めのブラウスだろうと思っていたらJKだった。テーラードだった。2枚袖だった。
いやぁ~、正直焦った。
JKをハンドでぜーんぶ引くのは4カ月ぶりくらいだし。
そう、いつか会社変わるだろうと思ってハンドの練習とか仕事が暇な時にやったりしてたから良かった。
結構きちんと時間を与えられたので、1時間くらい早く終わる感じで、トワルチェックをしてもらえる程度の立体の完成を目指した。
お昼休憩も御飯を食べず、水を飲みながらやり遂げた。
集中は15時過ぎ、一旦途切れがちになる。しかし、お昼休憩をとって緊張感が無くなって緩くなるよりましだ。こんな実技の場合は手軽なチョコレートやバランス栄養食を買って行こうと思った。
(わたしは13時過ぎには終わると思っていたから水しか用意していなかった。しかも、14:00~歯医者の予約をしていた。無理かもという気がした朝の10:00頃、歯医者の留守電に連絡を入れた。)

11:07~開始。ボディーにICテープでささっとラインを引き、上がり図、指定寸法と構造などを理解する。
12:14身頃ラフパターンが出来、トワルにアイロンを掛ける。トレース。
   後身頃はWヨーク切替があり、そこより下はぺプラムになっていた。
   取りあえずシルエットを確認するからそこは切り替える前のパネルの状態で組む。
   アイロンで裾上げ。裾のライン確認。デザイン線の位置は比較的いい。前後ゆとりのバランスを確認。
   ピンを打ち直す。その後テーラー衿の作図精度がわたしはまだ未熟なので立体でやる。
   衿ぐり線を確認しながら、ラペル返り線に良くつながる様に外回りを調節する。
   切り込みは慎重にやったから、衿のトワルをやり直す事無く、効果的にできた。
15:00~袖に入った。2枚袖ってどんなだったっけ?なんて思いながら、案外やれた。
   しかし、ここら辺で集中力低下。水を飲みつつ、ながれるJ-WAVE聴きつつ、仕事場(パタンナー3名、企画4名ほどの集まる仕事場の空き机で注目・観察されながら作業した。)の話を聴きつつ、雰囲気を味わいつつ、作業ペースを確かめる。
袖山のイセが多いなと思ったが、あれやこれやとパターンを手直しするのは効果的で無い。大枠ができたので取りあえず袖のトワルを組む。と同時に後身頃は切替ぺプラムに直し、衿付け線をトワル上で確認し、衿・ラペル形状、帰り線、前端上がり線を確認、アイロンでくせ取りなどする。
袖を付ける。やはりイセが多い。パターンを見つつ袖を見て、野崎さんに習ったことを思い出しながらCADではこんな風に操作したから、、と考えて立体上でピンを打ち直す。
仕上げアイロン。
16:47、トワル完成。一安心。
   パターンはトワルを修正した内容は一切トレースしていない。
   また、立体で組んだ衿はパターンに落とす必要はないだろうと思い、パターンは無し。
   身頃も袖もここをこう修正したいという線や数字が走り書きになったまま。
   ここで、担当の方に声をかけた。
   わたしは想像よりもずいぶん良くできたので満足だった。

ちなみに、実際トワルチェックはこの時点でまず1回目はやるだろうから、そこまでで完成とした。

時間的にも予定したくらいに終わったから合格。
何より自分の力を客観的に試せて良かった。そして、知ることができて良かった。


急いで歯医者に電話をし、今から行けるか聴いた。
その歯医者は外苑前。
出かける前に表参道から外苑前の距離など調べていた。およそ1キロ弱。
歩いて10分ほどで着く。
地下鉄で160円使いたくなかったのだ。

お腹が空いていたのだと思う。少し朦朧(もうろう)とした。
歯磨きを持って無かったからコンビニで豆乳を買って飲んだ。

歯科矯正について1時間以上、話を聴いて、質問して、治療について話した。
返事は保留。


19:30過ぎ、歯医者を出る。
21:45~代々木八幡できむきむと待ち合わせがある。
まだ時間があるから表参道ヒルズの『KISHINN:BIJIN』を見に歩いて戻る。歩きながら母に電話して今日の実技の話をした。

雨が降っていた。荷物が重いから傘は買わなかった。


入場無料。
写真が大きい。

中村七之助の写真は純粋にきれいだった。
他の写真とは種類が違った。
他の写真は、女優、対、篠山紀信、もしくは女優対わたし達、のような、すごい気迫の緊張がある勝負写真のように感じた。


きむきむと会う。やっと会えた感があり、うれしい。
明日も出勤だと言っていた。
さおちんさんも、おてんばな、しっかりした方だった。
がんばろぉ~っと!

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