2009-08-09

帰り道のビールが最高にうまかった。

朝はゆっくりと時間が過ぎた。

そして午後。

➚花房通り。五反田から目黒まで平行して走る道路。けっこういい道。

恵比寿ガーデンプレイスへまで歩く。
帰りに高砂湯(目黒の庭園美術館近くの銭湯)に浸かりたかった。
洗面道具とタオルと着替えを持って出る。

曇り空。

お昼をサンジェルマンの席で食べた。
なにしろ今日の湿度はすごい。
これじゃ本のページがフヤケテしまいそうだった。

2時から4時過ぎまで居たかな。
「ティファニーで朝食を」新潮文庫 村上春樹訳 トルーマン・カポーティ著。
一冊読み終えた。
「ダイヤモンドのギター」、「クリスマスの思い出」が最高だ。
ますます村上春樹にも興味が湧いたし、カポーティーにも強く惹かれた。

なぜあんなに胸がしめつけられるのだろう。
読み終えたとき、言葉にならない思いで息が詰まった。頭をクシャクシャした。
カポーティーと話がしたい。
カポーティーの心を癒したい気持ちになる。
マリリンモンローにも、マイケルジャクソンにも、ゴッホにも、中原中也にも、太宰の人間失格の主人公にも、なんか共通する繊細さを感じる。

でも、わたしが彼らを癒せたとしたら、彼らの芸術は無かったかもしれないから...。
ちなみに、太宰の「正義と微笑」は、ハッピーエンドでしたよ。
安心して読んでください。
わたしは主人公の芹川進(だったかな?)に似ているところがあるから面白かった。

まぁ、ゆたっと熱い銭湯にでも浸かってリラックスするべし。

➚真っ黒な曇り空のお陰で植物は色鮮やかに。

6時過ぎ。浴場に先客は一人だけ。
番台はおじさんが座っていた。
白髪じゃなかった。
前回に学び、パンツを持ち込んだ。どうせ浴場内で体を拭いて出るのだからその方が問題ない。

気持ち良かった。
外は相変わらず湿度でむしむしした。
家へ帰り着いても一回汗を流すはめになった。
でも。
帰り道のビールが最高にうまかった。 うへへ..。

➚この辺りからすずむしの鳴き声が聞こえた。とても気持ち良い。

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