2009-08-18

BRUTUS

浮世絵に聞け!
在り得ないくらい表紙が素晴らしい!! と、わたしは感激するのです。
こんなにいい表紙は無いよね。
芸術です。 Book cafe...にも載せました。

➚マガジンハウス「BRUTUS」

こちらの副編集長をなさっている鈴木芳雄さんはブログ、「フクヘン。」の管理者でもあられます。
FANでありながら、フクヘンさんの回はまだ1回も読んだことがありませんでした。
今回は絶対買おうと思っていました。
ブログに今回の解説が載せられていました。
それを読んで、雑誌の展開がやっと理解できた!
あらゆるところから切り込んでいて、ついていくのに必死。

プラス内容的には、まさに、エスプレッソ! 圧縮された顔パック?
濃縮めんつゆ? (いい表現ないかな…。)自分で広げていく余地がかなりある。
雑誌でこんなにも読むに高度な理解を要求されるのはあまりないよね?
日本語は読めるが、意味が捉えられないのでは”読む”意味が無い。
ムムッ…。
うかうか流し読みではまったくもって理解不能。
日本語のテンポと言い回し、表現、漢字。初にお目もじ致しますもの多数。
片手に国語辞典くりくり、言わんとする心を探る。

ん~、でもねぇ、掴むにはもっと勉強が必要だな。 と思った!!
広く、深い芸能から芸術、歴史的背景、文化背景を日本からWorldレベルで網羅する必要がある…。
書き手の、その文章表現に至った、その心。それをもっと共感したく思った。
道のりは遠い。
とても魅力的な人なんだと思った。

とともに、浮世絵×江戸文化~現代アートを大変興味深く知ることができる内容です。
一通りぜーんぶ読んで、あれやこれやたまやかぎや…
などと頭の騒ぎがやっと収まったころ、東京・世界の様子をひと味違って感じたような感覚になった。

東京で自分の血、ルーツを知って今を生きている東京人、江戸人は、ここに根を張っているのだ。
自分の根っこを知っているのだろうな…などと思った。
というか、東京は自分の庭じゃん?

私は東京に8年住むが、ここに根が張ったとは到底思えない。
江戸っ子じゃない。
肥後っ子だもんね。
だからって、肥後っ子を満喫したのかと聞かれてもよく分からない。
何が肥後っ子かって、知らないし。
人生26年のうち、18年という約7割を熊本で生きたが、その18年間はうすもやの中だった。
それでも熊本の空気に触れるとこれだーって感じる。 根は肥後っ子なのだね。
東京も熊本も両方好きだよ!
同じ日本でも全く違うよね。ひとつも同じクオリアは無い!!ですよね、茂木さん(♯^^♯)❤

江戸っ子って、楽しんでるよねぇ?
きむきむ見てると芯からそう感じる。
私はきむきむから習ったよ!
うへ。
肥後っ子も楽しんでいたのかな?? ね? いじぴろ。どう思う???

とにかく、これは日本語の勉強にもなる1冊です。
ああ、ホントにあの日本語の操りにはあこがれちゃうよ…。
惚れた。

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